「御社はたくさんの事業を展開していらっしゃるんですね。」とよく言われます
弊社が事業として行っているビジネスの競争優位性は理解しているつもりです。(だから事業として行うんですけどね)
カフェを始めとする飲食店舗の企画開発運営
店舗デザインやグラフィックデザイン
総合的に行う店舗プロデュース
それぞれに優位性はあると思っていますが、たとえば、
内装工事の図面と明細を見て意味をすべて把握しつつ
飲食店舗の収益計算ができて
マーケティングと広告、デザイン関係についてそれなりに理解しており
それぞれが頭の中でつながっている人物
って、世間にどれくらい存在するでしょうか?私が今までお会いした人の中からだと、かなり少数だと思います。
簡単に言うと、それが弊社の競争優位性であり、他社にはないノウハウであり、一番の売り物です。
何を・どこまでしたら「店舗プロデュース」と呼べるのか?
最近は、プロデュースという言葉も一般的になってきましたが、内容は場合によって大きく違っています。たとえば、芸能人の方が飲食店をプロデュースしたという場合は、大まかなコンセプト制作やデザイン、メニュー制作などに参加して意見を言っているだけの場合がほとんどです。もちろん、最終決定権はその方が持っているのかもしれませんが。。。
弊社の「店舗プロデュース」の定義としては、お店のすべてが、その店舗を利用するお客様の方向を向いているかどうか?を精査する仕事であり、別の言い方をすると、プロデューサーとは、そのコストのすべてが売上にどのように貢献するのか?を理解している人間である。と、考えています。
店舗プロデュースは映画製作に似ている?
個人的にですが、店舗をプロデュース(ディレクションを含む)することと、映画を製作することには、多くの共通点があると思っています。ただ、プロデュースの場合は映画程、ディレクター・プロデューサーの必要性が認識されていないのが現状です。
映画同様、たくさんの専門家が参加するチームを率いて、スクリーン(店舗)で活躍する人々の魅力をお客様に伝え、その世界観に引き込み、ファンを増やす。
なかなか、面白い仕事じゃないですか?
事実、お店はそこで働く人々にとっての舞台であり、映画同様お客様にお店を介して特別な”経験・体験”をしていただく場所であり、なにより映画や舞台より面白いと思うのは、お客様参加型であるという所です。そして脚本(ストーリー)は、常に変化を続けます。
お店(飲食店)の脚本は、そこに関係するすべての人々が影響を及ぼしながら、あるお店はよりファンを増やしたり、またあるお店は減らしたりと、日々変化し続けます。
小売や飲食など、人を介したビジネスの面白さの原泉は、ここにあるのではないかな?と感じる今日このごろです。
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