検索力
ずいぶん前の話ですが、”検索力”というものが、今後重要になると思っていた時期がありました。たしか、10年くらい前でしょうか。。。
それはもう重要視していて、「検索代行や、検索力向上」が、ビジネスになるのではないか?とまで考えたりもしていました。
まぁ、検索代行はちょっと行きすぎの感もありますが、今の時代、検索力向上はセミナーできるくらい重要かもしれませんね。
アナログな言い方をすると、「どれくらい検索エンジンの気持ちが解るか?」って感じでしょうか。デジタルな表現をするなら、「検索エンジンのアルゴリズムに対する洞察」。
まぁ、今日はその話ではなくって、
ググれば、知りたい情報にすぐにアクセスできる昨今、記憶することの重要度が低くなっていることを危惧しているので、ブログをしたためております。
というのも、たしかに、欲しい情報には簡単にたどり着けるようになっているし、便利な世の中だと思います。
ただ、なんらかを検索しているということは、単純に知的好奇心を満たす目的以外の場合には、その情報を元に、さらに他の断片化されている情報を組み合わせ、なんらかの目的意識がそこにあるのだと思います。
つまり、関連性(関連付け)です。
あるひとつの目的のために必要とされる様々な情報。この”情報”のいくつかをWebは便利に素早く、しかもスマートに提供してくれます。しかし、Webは、その情報がその目的に利用されることを理解していません。あくまで、”ひとつの情報”として提供されています。 (ページの内容や主旨の話ではないですよ)
日に日に進化する検索エンジン
検索エンジンも、日に日に進化していると思います。たとえば、カフェとコーヒーには関連性がある。とか、それくらいは楽勝でしょう。ここで言っている関連性は、そういう類のものではなく、とある人の検索目的と情報の関連性の事でして、そういうものを関連付けて答えを返せるような検索エンジンが出来るのは、少し先の事だと思います。
なので、求める情報が明確になるよう、自分の頭の中で整理できるような能力と検索エンジンの気持ちが解るというのが、いわゆる”検索力”なのかな?と、思っています。
ということで、もっともっと検索力を向上させたいと思うのですが、それはそれとして、W
ebが肩代わりしてくれているような”記憶”の部分も、実際はWebに任せてばかりはいられず、独りの人の中に蓄積されることは、非常に重要である。という考えについて、機会があれば書きたいと思います。
たとえそれが、くだらない知識であったとしても、簡単に検索できる内容だったとしても、それでも記憶することには意味がある。
という感じで。
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