「月商」の売上予測です。
では、予測の仕方とはどのような方法でしょうか?
下記のように考えてみてください。
1日の営業をイメージし、
①ランチタイム
②カフェタイム
③ディナータイム
・それぞれどれくらいの来客数がありそうでしょうか?
・時間帯の客単価、注文するであろうメニュー構成は、どのようになりそうですか?
それを、平日・土日の違いを踏まえて足し算し、定休日も考慮して合計すれば「月商」という事になります。
損益計算
損益 = 売上高 - 経費
売上高から必要な経費を全部引いて、 プラスなら「黒字=利益が出ている」 マイナスなら「赤字=損失が出ている」という事になります。
損益分岐点(= 利益0円 )
損益分岐点とは、”いくら以上売上があれば「黒字」になるか?”という売上額のことです。
つまり、損益分岐点は、利益が0円になる点を指しています。この損益分岐点を考えるためには、経費を2つの性質によって仕分けする必要があります。
その2つとは、固定費と変動費です。
固定費
家賃や社員給与など営業や繁盛の有無に関わらず毎月必ず同じ額支払うべきもの
変動費
原材料費や繁忙期にだけ入ってもらうアルバイトの人件費など、売上が増えれば同じように増加していくもの
例①:EMPORIOnote本店にて
・固定費が50万円
・変動費が50万円
だとすると、
売上高が100万円の時
損益 = 100万円 - 50万円 - 50万円= 0円
利益 0円
損益分岐点が100万円ということが分かります。
また、売上高に占める変動費の割合を変動比率といいます。
変動比率 = 変動費 ÷ 売上高
EMPORIO本店の変動比率
変動費率 = 100万円 ÷ 50万円 = 50%
となります。
例②:EMPORIOnote本店にて、翌月
翌月、頑張って売上高が200万円になったなら、
売上高が200万円の時
固定費 = 50万円 変動費 = 200万(売上高) × 50%(変動比率) = 100万円
損益 = 200万円 - 50万円 - 100万円 = 50万円
利益 = 50万円
利益は50万円残る計算になります。
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