後悔先に立たず
後になって、「あの時ああしていればっ!」と思うのは良くある事ですが、その中身は2通りに分かれると思います。
結果を知って、初めて選択の間違いに気づく。
結果云々ではなく、選択した時の情報から合理的に推量して、その判断は間違っていた。
という感じで。この場合、私達はどのように反省すべきなのでしょうか?
「1.結果を知って、初めて選択の間違いに気づく。」だった場合
は、気にしない方が良いです。それは、仕方のない事ですし、選択の精度を上げる方法がない(運任せですから)で、そんな事を悔やんだところで、成長の糧にはなりません。
「2.結果云々ではなく、選択した時の情報から合理的に推量して、その判断は間違っていた。」だった場合
ただ、2のケースに関しては、反省をする必要があります。結果論ではなく、その時に、しっかりと推量出来ていれば違う選択をしたのに!というような場合、なぜ、その選択に至らなかったのか?というのを追求する必要があります。
また、簡単に得られたであろう『選択を左右するような重要な情報』を求める努力をせず、安易に判断を下してしまった場合も、これまた、反省が必要です。
なんのために、ゲーム理論を学んでいるのか?なんのためにフェルミ推定を学んでいるのか?なんのために、行動経済学を学んでいるのか?。私は常に自問自答しています。
選択ミスによる「失ったモノ」はたいしたモノではない事も多々ありますが、同じコストであれば、パフォーマンスは、可能性は追求すべきです。少しでも確率や期待値を上げられるようにするのは、コストがかからないのであれば、常に、絶対優位の戦略ですので。
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